ひな祭りの歌詞の間違いと本当の意味|怖いと言われる理由も

ひな祭りに歌われる「たのしいひなまつり」には、2箇所間違いがあるという事をご存知でしょうか。

1つ目は、最上段の二人のうちの男性を「お内裏」、女性を「お雛様」と歌っているところです。ただしくは「お内裏様」で最上段の男女2人を指し、お雛様で雛人形全体のことを指しています

2つ目は、赤い顔をしている方の人形を「右大臣」と歌っているところです。ただしくは、赤い顔をしているのは左大臣です。

ひな祭りの雛人形について、当たり前のように定着していることですが、どちらもこの歌が有名になった事によって広まった間違いだったのです。

この記事ではひな祭りの歌の間違いについて詳しく解説していきたいと思います。



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ひな祭りの歌の間違い

ひな祭りの歌「たのしいひなまつり」には、作者の勘違いによる間違いが2箇所あります。現在はその間違いが広く世間に浸透し、多くの人が誤った認識をしているのです。

その内容について具体的に解説していきます。

間違い①お内裏様とお雛様

  お内裏さまと おひなさま 二人ならんで すまし顔

作詞:サトウハチロー 作曲:河村光陽 童謡「うれしいひなまつり」より引用

うれしいひなまつりの歌詞全体が気になるという方は、下記リンクからご確認をお願いします。
 うたまっぷ うれしいひなまつり 童謡 歌詞情報


歌詞の中では、お内裏様=男、お雛様=女という意味で使われています。この歌詞同様の認識の人が多いと思いますが、正しくは、以下の通りです。

●お内裏様=天皇皇后をかたどった男女一対の雛人形(最上段の2人)
お内裏様の内裏とは天皇の御所、もしくは天皇皇后のことを指します。ひな祭りの雛人形は、天皇皇后の「結婚の儀」を表しているため、雛人形の内裏=最上段の2人という事になります。
お内裏様以外にも内裏雛と言われることもあります。

●お雛様=雛人形全体
雛人形全体のことを指します。つまり、雛人形が最上段の2人のみの物である場合は、「お内裏様とお雛様」は全く同じ「男女一対の雛人形」を指していることになるのです。

●お内裏様の中の男性=男雛(おびな)
●お内裏様の中の女性=女雛(めびな)

お内裏様を分けて呼ぶ場合は上記のようになります。


つまり、この部分の歌詞は本来の意味に則って考えると、雛人形全体のことを指していることになります。「みんなならんですまし顔」の方が歌詞としてはしっくりきていたでしょう。

 

間違い②あかいお顔の右大臣

歌詞の中に出てくる「右大臣」とは、お雛様の4段目で弓を持った2人の護衛「随臣(ずいじん)」のうちの1人のことです。
歌詞に出てくる通り、1人は赤い顔、もう1人は白い顔をしていますが、赤い顔をしている方は右大臣ではなく左大臣なのです。

サトウハチローさんはこの歌を作った時、自身から向かって右に飾ってあった「赤い顔」の人形を右大臣と思い、作詞してしまったようです。実際にはお雛様側から見ての方向で考えるので、向かって右が左大臣なのです。

 

うれしいひなまつりを作詞する際に、サトウハチローさんは雛人形に関して知識がなかったため、百貨店の親しい友人に聞いた説明を参考に、作詞をしました。その説明が誤っていたため、歌詞も誤った内容で作られてしまったと言われています。

 

●作者サトウハチロー家でひな祭りの歌はタブー

作者であるサトウハチローさんも後にこの間違いに気付いており、訂正したいと考えたようですが、その頃にはこの歌は広く知れ渡り、間違った歌詞の意味が世の中に浸透してしまっていたそうです。

そのため、サトウハチローさんはこの歌のことがあまり好きではなく、サトウハチローさんの家庭ではこの歌について触れるのはタブーだったそうです。テレビで流れていた際には、チャンネルを帰るようにと怒られたと御子息が語っていました。
この「たのしいひなまつり」はサトウハチローさんが家族のことを思い作詞した歌ですが、間違いによって自身の家庭では流れて欲しくない歌になってしまったようです。

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ひな祭りの歌が怖いと言われる理由

ひな祭りの歌には怖い意味が隠されていると言われているのをご存知でしょうか。歌詞の本当の意味については、下記リンクよりご覧ください。

作者自身の間違いにより、作者にとってはあまり好きではない曲となってしまった「たのしいひなまつり」ですが、家族への思いがたくさん詰まっています。
また、怖いと言われている歌詞ですが、本当は切ない意味が込められた歌だったのです。

ひな祭りの歌が怖いと言われる理由|本当は切ない歌だった




ひな祭りに歌われる「たのしいひなまつり」の歌詞には間違いが2箇所あります。
1つ目は最上段の男性の方をお内裏様、女性の方をお雛様としているところです。本来は、お内裏様で男女一対の雛人形(最上段の2人)を指しており、お雛様は雛人形全体のことを指しています。
2つ目は、赤い顔をした4段目の護衛のことを右大臣としているところです。赤い顔をしているのは左大臣です。

この間違いについては作者も後に気付きましたが、日本中にこの歌が広まって有名になったため、訂正されることなく、現在も誤った意味が定着しているのです。



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ひな祭り 歌 間違い
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