・ホットクックで炊飯したご飯の感想
・美味しく炊飯するコツ
・ホットクックは炊飯器の代用になるかどうか
こんな疑問や悩みを持っている人も多いはず。
この記事ではホットクックの炊飯の味や使い勝手を忖度なしでお伝えします。
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ホットクックの炊飯の味
まず率直に、ホットクックで炊飯したご飯は無難に、普通の炊き上がりです。
ホットクックで炊いたからといって特別に美味しく仕上がるということはありません。
そのため、美味しいかまずいかの感想は分かれます。
マイコン炊飯器と同等
ホットクックで炊いたご飯はマイコン炊飯器で炊いたご飯と同じような仕上がりです。
※参考:私の古いマイコン炊飯器(最新式だともう少し美味しいのかも)
普段、高級炊飯器や圧力鍋などで炊いている人にとってはまずいと感じる炊き上がり。
反対に、これまでずっとマイコン炊飯器でご飯を炊いてきた人は違和感なく食べられそうです。
●美味しい/まずいの感想は分かれる
→これまでの炊飯方法で感じ方に差が出る
感想|特別美味しい訳ではない
私はホットクックで炊いた白米は、どちらかに分けるとしたら「まずい」と感じました。
私がまずいと感じてしまう理由は、普段私が圧力鍋でご飯を炊いているから。
やはり比較するとホットクックで炊いたご飯は劣ってしまいます。
・ご飯にふっくら感がない
・食感がもちっと言うよりしゃりっとする
・米一つ一つが立ってない
・出来立てでも水分が抜けている感じ
写真はホットクック/圧力鍋で炊いたご飯の比較。
圧力鍋は米がふっくら立っていますが、ホットクックは潰れて米同士がくっついています。
ホットクックで炊飯はしない
ホットクックで美味しく炊飯するコツ
ホットクックの炊飯でも、できるだけ美味しく炊けるように工夫をするとだいぶ味が変わります。
・浸水時間
・米の鮮度
浸水時間が短い=まずい
私の実体験では、吸水が不十分な状態で炊飯するとまずい仕上がりになります。
つまり、ホットクックの炊飯は米の浸水時間によってかなり味に差が出るということ。
●初めて炊いた時
冬に30分程度の浸水で炊飯
→米の食感が悪くまずい仕上がりに
夫も「これはおいしくないねー」と。
当時1歳の息子は食べてくれず。
●2回目に炊いた時
夏に20分程度の浸水で炊飯
→米の食感は冬とは違い、ふっくら。
水の温度が高かったため吸水率が良かったのでしょう。
圧力鍋で炊いたご飯には劣りますが、美味しく炊けました。
新しい米をよく吸水させると◎
ホットクックでの炊飯は、炊飯器よりも米自体の状態によって味が大きく左右されると感じます。
そのため、米が古く劣化している場合炊き上がったご飯はまずいです。
なるべく新しい米を使って炊くと美味しく仕上がる可能性が高くなります。
●ホットクックで美味しく炊飯するには…
・十分吸水させる
・古い米は使わない
炊飯器でもこの2点で味は変わってくると思いますが、ホットクックではもっと顕著に差が出ます。
ホットクックで最大限の美味しいごはんを食べるために、ぜひ参考にしてみてください。
ホットクックは炊飯器の代用にはならない
ホットクックを購入する時、置き場所問題もあり、炊飯器の代わりとして導入できるか考える人は多いはず。
・炊飯時間=50〜60分
・予約=15時間までOK
炊飯時間は長めではあるものの、味をクリアすれば炊飯器の代用になりそうですよね。
しかし、実際使ってみるとホットクックを炊飯器として使うのは難しいです。
・ホットクックで炊飯すると他の料理が作れない
・保温&早炊きができない
他の料理が作れない
ホットクックを炊飯器の代用にする上で最も大きな問題…
ホットクックで炊飯してしまうと、おかずが作れないということです。
夕飯におかず作りと炊飯をしたいと思った場合
→ホットクックで炊飯してしまうと、別の方法でおかず作りをしなくてはならない
反対におかず作りをホットクックですると、炊飯はコンロを使うことに…。
私のように圧力鍋でご飯を炊き、炊飯器は非常用に持っているという人なら問題ないでしょう。
ただ、きっと少数派だと思います。
これまで炊飯器をほぼ毎日使ってきたという人は、ホットクックを炊飯器の代わりにするのは難しいでしょう。
保温&早炊きできない
炊飯器にあってホットクックにない機能が保温&早炊き機能。
保温
ホットクックで予約炊飯をしても勝手に保温には移行してくれないので注意が必要です。
ホットクックの公式のごはんのレシピにも保温はしないでという注意書きがあります。
保温キーは使わないでください。
(ホットクックの保温温度は炊飯器の保温温度より設定が高いため、上手に保温できません。)
手動で保温はできるものの、水分が抜けたまずいご飯が出来上がるので絶対にやめた方が良いでしょう。
早炊き
ホットクックの炊飯時間=50〜60分
早炊き機能がないため、これはどんなに頑張っても短縮されません。
炊飯器の早炊き機能を使うことがある人は、ホットクックの炊飯機能は使い勝手が悪く感じそうです。
2台持ちなら検討の余地あり
ホットクックを2台導入する場合には炊飯器の代わりにはなり得ると思います。
1台でおかずを作り、もう1台で炊飯ができるから。
ただ、ホットクックの炊飯機能のデメリットが気にならない人に限ります。
●ホットクックの炊飯のデメリット
・炊き上がりがまずい可能性がある
・予約しても保温にはならない
・早炊き不可
これらのデメリットがあっても問題ない家庭は、ホットクックを2台持ちして、炊飯器の代用にするのもありです。
ホットクックの炊飯はまずいは半分正しい
・ホットクックの炊飯機能は古いマイコン炊飯器と同じような仕上がり。
・これまで高級炊飯器やコンロで炊いている人はまずく感じる可能性が高い。
・ホットクックで美味しく炊飯する方法=新鮮な米を十分吸水させる
・ホットクックは炊飯器の代用には向かない(2台持ちを除く)
ホットクックで炊いたご飯をまずいと思うかどうかはそれまでの炊飯方法により左右されます。
感じ方は人それぞれにはなりますが、美味しいお米が食べたい!という意識が強い人には向かないです。
ホットクックはあくまで【おかず作りの便利家電】だと思います。
また、1台持ちでは「炊飯器を撤去して、ホットクックで毎日炊飯」というのは現実的に難しいです。
炊飯器は炊飯器で持っておくのが安心ですよ。