・腹帯を神社に渡すタイミング
・腹帯を持参するときの注意点
安産祈願の腹帯の持っていき方
安産祈願はよくあるお守りだけでなく、妊婦さんが身につける腹帯にも祈祷をする風習があります。
その腹帯を自分で用意する場合、持参方法を事前に確認していきましょう。
おすすめの持っていき方
安産祈願に持参する腹帯の持参方法に決まりはありません。
最近では「どんな状態で持ってきても大丈夫」と案内している神社が多いです。
しかし、実際に腹帯を持参する際には、風呂敷や人に見られても問題ない、華やかな紙の包みで持っていくのがおすすめ。
腹帯が人に見られる事を意識
多くの神社で腹帯は祈祷の時、神主さんに渡り、三方(さんぽう)という台に載せられ祭壇に祀られます。
つまり、持参した腹帯は神主さんをはじめ、同席している人に見られるということ。
そのことを意識して予め別の物に包んでいくと良いでしょう。
●ガードル型・腹巻き型=見栄えの良い包みに包むのがGOOD!
→買った時の箱のままだと品名やサイズが書かれている
→腹帯そのものが下着みたいなものは人目が気になる
●さらし型=そのままでOK
持参した腹帯を渡すタイミング
持参した腹帯は、神社によって渡すタイミングが異なります。
●腹帯を渡すタイミング
・受付
・祈祷のタイミング
・そもそも渡さずに、持参した本人の膝の上に置いて祈祷を受ける
どの場合でも対応できるように準備をしていくことをおすすめします。
渡す際に取り出しやすい入れ物、もしくはそのまま渡すことができるような入れ物で持参するのが良いでしょう。
祈祷を受ける先がどういったやり方か、事前に調べて行くと安心です。
安産祈願で腹帯を持参する際の注意点
そもそも腹帯が持参できない場合もあります。
注意点についても確認していきましょう。
腹帯を持ち込んでも大丈夫な神社かどうか
安産祈願の祈祷を行う神社では、腹帯の持ち込みを断っている所もあるります。
事前に持参しても問題ないか、確認するのがおすすめ。
安産祈願で有名な神社では、お守りと腹帯が授与品としてセットになっているところもあります。
腹帯の一部「小布こぎれ」というものを授与しているところも。
この「小布こぎれ」は祈祷を受けた後、自分の腹帯に縫い付けて使います。
こういった神社では、神社で受け取る腹帯(小布こぎれ)で祈祷を受けることを基本、持参を断っている場合もありますので注意しましょう。
腹帯の持参ができるかどうかは神社によって様々。
ご自身の希望により祈祷先を選んでも良いでしょう。
神社が腹帯の種類を限定していないかどうか
腹帯の持ち込みがOKな場合でも、ガードル型や腹巻型の物がNGな場合もあります。
さらし型のみOKなど、持ち込む種類が限定されている神社も。
現在の腹帯は付けやすく、妊婦さんのお腹や腰を支えられるような作りに進化。
以下のように色んな種類があります。
・腹巻型のものに、腰を支えるベルト式のコルセットのようなものがついているもの
・ガードル型のもの
・スパッツ型でコルセット一体型のもの
昔は、さらし型の「岩田帯」という一枚の布で出来たものが基本。
神社で授与品として渡されるのもこのタイプです。
しかし、巻き方が難しく、現在ではあまり使われていません。
普段から使う腹帯で祈祷を受けられるよう、腹帯に指定をしない神社が多くなりました。
しかし、限定している神社もあります。
これも神社の方針により様々ですので事前に確認してから祈祷を受けましょう。
華やかな包みで持参がおすすめ
・腹帯の持っていき方に風習としての決まりはなし
・人に見られても恥ずかしくないよう、綺麗な風呂敷や華やかな紙包みで持っていくのがおすすめ
・神社によっては腹帯の持参を断っている所、腹帯の種類を限定している所もある
安産祈願が素敵なものになるよう、事前にHPなどをしっかりチェックして臨むのが一番安心です。
しかし、時に情報が得られなかった場合、この記事が参考になると嬉しいです。