安産祈願は基本的には仏滅に行っても問題ないと言われています。なぜなら、神社の参拝や祭事と、大安や凶などを表す「六曜」は関係がないと言われており、仏滅に安産祈願をしたからといって縁起が悪いということにはならないと考えられているためです。
つまり、「安産祈願を縁起の良い戌の日に予定していたら、仏滅だった」という場合も、縁起が悪くなってしまうということはありませんので、その日に行ってしまって大丈夫ということです。
安産祈願で大切なのは母子ともに健康な状態で、安産を祈ることができるかどうかですので、あまり日取りにこだわりすぎる必要はありません。妊婦さんやご家族の納得の行く日に行くことで、安産祈願をしてよかったと思えるようにしましょう。
この記事では、安産祈願に行く日が仏滅でも問題ないかどうかについて詳しく解説していきます。
安産祈願は仏滅に行っても大丈夫
「安産祈願に行く日程を決めたら仏滅だった」「戌の日が仏滅だった」という場合に、その日にいくかどうか迷う方もいるかと思いますが、基本的に安産祈願は仏滅に行っても問題はありません。
「仏滅」というのは六曜の中で最も縁起の悪い大凶の日と言われ、何をしても凶であり、祝い事などは避けるべきだと言われている日ですが、この「仏滅」を含む六曜と神道は関係がないと言われているのです。そのため、参拝や祭事において、この仏滅などの六曜は基本的には気にしなくても良いと言われています。安産祈願を仏滅にしてしまったからといって、そのことが凶を招くということにはならないと考えられているということです。
神社にはよく「祈祷を依頼したいのですが、日程が仏滅でも大丈夫でしょうか」というような問い合わせがあるようですが、多くの神社では「問題ありません」と回答しているようです。
安産祈願の日に決まりはない|戌の日以外でも大丈夫
安産祈願は戌の日に行くものであると言われていますが、これについてもこだわりすぎる必要はありません。戌の日に行くと良いというのは、犬が昔から子沢山でありながらお産が軽く、安産の象徴とされているからです。
戌の日は縁起の良い日とされていますが、絶対にこの日にいかなくてはならないという決まりはありませんので、妊婦さんの体調が優れない場合などには無理をせず、別の日に行くようにしましょう。
安産祈願の日程は「戌の日」や「仏滅」にこだわりすぎる必要はありません。しかし、「縁起の良い日にこだわりたい」「なんとなく仏滅に行くと悪い方に向かってしまいそうで不安」という場合には、仏滅の次の日の大安にずらして安産祈願に行くなどすると良いでしょう。
また、戌の日が仏滅の場合には、「戌の日」を重視するようであれば、仏滅でも行ってしまって問題ありませんし、仏滅であることが気になってしまう場合は翌日の大安に行ってしまって問題ありません。
安産祈願に行く日を決めることにおいて、最も大切なことは「行ってよかった、これで今後のお母さんと赤ちゃんの健康は安心」と思えることです。妊婦さんや家族にとって、納得のいく日を選んで行くようにしましょう。
安産祈願にいく日は妊婦さんの体調が優先
安産祈願にいく日を決める際に、妊婦さんの体調は最も優先させるべきことと言えます。縁起の良い日や六曜にこだわりすぎて、妊婦さんが無理をしてしまい、体調を崩してしまっては大変です。
安産祈願はいつ行っても問題ないとはいうものの、やはり「戌の日」や「大安」のように縁起の良い日と言われている日に行く人は多く、とても混雑します。
さらに、戌の日と大安が重なった日は最も混み合います。そのため人混みや、待っている行列の中で具合が悪くなってしまう妊婦さんも少なくありません。その点においては、仏滅や戌の日以外の日は空いているので、敢えてそちらを選んでいく人もいるようです。
安産祈願に行って 体調が悪くなってしまっては元も子もありませんので、縁起の良い日を重視するのも良いと思いますが、妊婦さんの体調を重視して安産祈願の日程を決めることをおすすめします。
安産祈願に行く日は仏滅でも基本的に問題はありません。神社の参拝や祭事と、大安や凶などを表す「六曜」は関係がないと言われており、仏滅に安産祈願をしたからといって縁起が悪いということにはならないと考えられているためです。また、安産祈願は縁起の良い戌の日に行くのが良いという風習がありますが、これもあまりこだわりすぎる必要はありません。
ただ、縁起の良い日に参拝、祈祷をしたいと思うのは自然なことです。仏滅であることにひっかりを感じる場合には、日をずらして行っても問題はないのです。
安産祈願に行く日には「この日でなくてはならない」という決まりがあるわけではないため、妊婦さん自身や家族が納得のいく日取りにするのが良いでしょう。安産祈願に行ったことで、「今後の妊娠生活やお産の日を安心して迎えられる」と思える日を選ぶようにしましょう。
■関連記事:安産祈願は6ヶ月でも、5ヶ月の戌の日以外でも大丈夫■
この記事でもお伝えしているように、安産祈願はいつ行っても問題はありません。日本の風習として「5ヶ月目の戌の日が良い」と言われていますが、それはあくまで目安であり、そこにこだわる必要はありません。6ヶ月目に行ったとしても、安産祈願の効果がなくなってしまうということではありませんので。
詳しい内容については下記記事でご紹介していますので、参考にしてみてください。
安産祈願は6ヶ月目でも大丈夫|5ヶ月目の戌の日以外でも問題なし はコチラ↓
安産祈願は6ヶ月目でも大丈夫|5ヶ月目の戌の日以外でも問題なし