ホットクックの予約機能は夜帰宅すると料理ができているという夢のような機能です。
しかし、ホットクックの自動メニューの中でも予約できるメニューは一部だけ。
・自動メニュー=512
・予約可能メニュー=79
そんな人のために、ホットクックで予約できないメニューを手間なくパパッと料理する方法を紹介します。
・予約不可メニューを手間なく作る方法
・この方法の注意点
・ホットクックの保温の安全性
予約できないメニューは下準備をする
このような声は結構多いです。
ホットクックでよく作られているメニューも意外と予約できなかったりします。
●予約できないメニュー例
・肉じゃが
・鯖の味噌煮
・ホイコーロー
・鶏ももチャーシュー
そのため、「平日の夕飯がカレー、シチューのワンパターン」という人も少なくないとか。
ちょっとした下準備をするだけの簡単な方法を紹介します。
①食材と調味料の準備
※多くの人が手間を減らしたい【平日の夕飯】を作る設定で解説します。
まず、朝や前日夜などに作りたいレシピの食材や調味料を準備します。
・食材は内鍋
・調味料は(必要なら合わせて)別容器
このように分けておくのがおすすめです。
・食材と調味料を合わせておくと食材に味がつきすぎる可能性がある。
・調味料の塩分で食材から水分が出て、食材や料理の劣化の原因になる。
・新しいフッ素加工内鍋は塩分などの成分で劣化する。
※旧ステンレス内鍋ならOK
●実際の準備例:手羽元の甘辛煮
・内鍋に手羽元をセット
・調味料は別容器に合わせておく
肉魚と野菜を分けておくのもOK
・肉魚を内鍋
・野菜を別容器or食品保存袋
このように食材ごとに準備すれば、生臭さ等がうつるのを防げます。
②冷蔵庫で保管
①で用意した食材と調味料は冷蔵庫で保管します。
このままホットクックに入れておいたら腐るので絶対にやめましょう。
詳しくはホットクックの予約調理は腐る心配なし|すぐ加熱で夏場も安心でチェックしてみてください。
③セットしてボタンを押す
夜帰宅後はホットクックに②をセットして自動メニューで調理するだけです。
内鍋に入れている食材に調味料をかけてスイッチオン。
食材を分けて冷蔵庫に入れていた場合は全部内鍋に入れてスイッチオン。
これなら帰宅後の作業は3分もかかりません。
入浴中などにホットクックが料理を完成させてくれます。
内鍋2つでさらに便利
この方法は内鍋が2つあるともっと活用度が上がります。
活用例①おかずを2品作る
2つの内鍋に作りたいレシピの材料をそれぞれ準備しておく
↓
1品できたら内鍋を交換して、2品目の調理をすぐスタート!
活用例②朝食にも使える
夜ご飯のために内鍋に材料をセットすると、朝ごはんにはホットクックが使えない…
↓
2つ持っていれば、朝使っても夜の食材準備にもう一つが使える!
このように2つ内鍋を持っていれば活用度がさらにUPします。
ホットクックの新内鍋は別売りありなので、Amazonなどで購入可能です。
旧ステンレス内鍋と同じ大きさなので、同じサイズなら新旧全機種で使うことができますよ。
●2.4Lの内鍋
●1.6Lの内鍋
この方法の注意点
ホットクックの予約できないメニューを手間なく作る方法には注意点があります。
・冷蔵庫にスペースが必要
・帰宅後すぐには食べられない
・帰宅後少しは手を動かす必要がある
冷蔵庫のスペースが必要
この方法は、冷蔵庫に内鍋と調味料をしまっておくスペースが必要。
つまり、常に冷蔵庫収納率100%という人には難しいです。
内鍋のサイズは結構大きいので、冷蔵庫の1段のほとんどを使ってしまいます。
写真は1.6Lの内鍋を冷蔵庫にしまった状態。
2.4Lはもう少し大きいので冷蔵庫の存在感は結構なものです。
帰宅後すぐ食べられない
帰宅後に調理を開始するため、調理している間は待つ必要があります。
そのため、帰宅後10分もしないでご飯!という人には向いていません。
ホットクックの自動メニューの最短時間は20分。
大体このくらいの時間は待つ必要があります。
手を動かす数分の手間がある
予約調理と違って、帰宅後にホットクックにセットする作業が発生します。
少しの作業とはいえ、忙しい時には負担に感じるかもしれません。
ただ、普通に料理をするのに比べたらとても楽なのは確かです。
比較対象を普通の料理にすると、この方法でホットクックを活用するメリットをより感じられそうです。
①1から食材等を準備するより楽
②予約調理より手間
ホットクックの保温機能の安全性
作ってずっと保温しておくのはだめなの?
朝作って夜まで保温は一応OK
・最大12時間OK
・約75度を保つ
ホットクックの保温で、予約できないメニューを長時間保存できるのか問い合わせてみました!
詳しくはホットクックで調理後保温のまま放置はメーカー的にもOK|味や質は低下するで解説しています。
あわせてチェックしてみてください。
・長時間保温したものを食べるのはOK。
・料理によって味や質の劣化などはありうるので自己責任。
・メーカーとしてはなるべく早めに食べることをおすすめ。
予約できないメニューでも手間は省ける
・ホットクックの予約できないメニューも少しの下準備で夕飯のレパートリーになる。
・加熱する間は待つ必要があるなど注意点あり。
・ホットクックで長時間保温したものを食べるのは一応OKだが、味や質の低下はあるので早めに食べることを推奨。
ホットクックの予約できないメニューを帰宅後などに手間なく作る方法を紹介しました。
この方法なら夜バタバタすることなく夕飯の準備ができます。
また、予約で作ったメニューが口に合わないという人でも夜の手間なし料理が実現できます。
・予約メニューが少ない
・予約で作った料理がまずい
これらの理由でホットクックを使いこなせないなと感じている人がいたら、ぜひこの方法を試してみてください。
思った以上に便利です。
夜帰宅後の疲れている時に、代わりに料理をしてくれる存在は本当にありがたいものです。