【2022年公開】くまのプーさんのホラー映画が作られたのは著作権フリーになったから

ディズニーでお馴染みのくまのプーさんがホラー映画化されます。

下のポスターを見てわかるとおり可愛らしさとは正反対なビジュアルです。

この記事では、くまのプーさんの映画の概要、なぜ著作権の侵害にならないのかを解説します。

この記事でわかること

・ホラー映画「くまのプーさん」の公開日

・同映画のあらすじ

・プーさんをホラー映画化できる(著作権OK)な理由

・ディズニーに問題視されない理由

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くまのプーさんのホラー映画の公開日と予告動画

くまのプーさんのホラー映画の正式名称は『Winnie the Pooh: Blood and Honey (くまのプーさん:血とはちみつ)』。

公開日は2022年9月現在未定。

ただ、2022年5月には撮了(撮影期間は10日間)。

監督も、「ネットで画像が話題になっているから編集を急いで撮了後2ヶ月以内には公開できるようにしたい」と述べていることからそう遠くない日に公開される予定です。

8月31日には予告編が公開、ホラーの中に、どこかコメディ要素のある映画であることがわかります。

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ホラー映画くまのプーさんのあらすじ

ホラー映画くまのプーさん概要

・年齢を重ねたクリストファーロビンはプーやピグレットから離れていった。

・プーとピグレットは食べるものがなくなり、野生化していった。

・食べ物に困ったプーとピグレットはイーヨーを食べてしまった。

・その後、人を襲う恐ろしい野生のくまとぶたになった。

原作の「くまのプーさん」とはかけ離れすぎて、もはや別の作品です。

人を襲うようになったプーとピグレットは大学生になったクリストファーロビンの女友達を襲撃。

ジャグジーに入っている女の子をクロロホルムで眠らせ、車でひき殺そうとします。

このように「プーさんそんなことするの?」という行動が満載の内容です。

くまのプーさんのホラー映画は著作権切れで制作

くまのプーさんのホラー映画が制作されると聞いて、ディズニーがそんなものを作るの?と思った人もいるはず。

このホラー映画はディズニーが作ったものではありません。

・イギリスのインディーズ映画スタジオ「ジャギド・エッジ・プロダクション」が手がける。

・脚本・監督はリース・ウォーターフィールド。

なぜディズニーで大人気のプーさんがホラー映画化なんてできたのでしょうか。

それはくまのプーさんの著作権が切れたからです。

著作権が切れたのは原作

注意したいのは、著作権が切れたのは原作の「くまのプーさん」だということ。

原作のくまのプーさんは1926年にA・A・ミルンが幼い息子のために書いた楽しいファンタジー児童小説。

原作のくまのプーさん

A・A・ミルンの息子クリストファー・ロビンが、クマのプーさん、コブタ、イーヨー、トラー、カンガとルーたちとくり広げるゆかいなお話。

ディズニーのくまのプーさんは、この小説を元にキャラクター化したものなのです。

今回2022年1月に著作権が切れ、パブリックドメインになったのは「原作のくまのプーさん」です。

ディズニーのプーさんは著作権あり

ディズニーキャラクターとしてのくまのプーさんは全くの別物で、著作権があります。

そのため、制作側はディズニーのプーさんを連想させないようなホラー映画を作る必要があります。

監督のウォーターフィールド氏もディズニーの著作権侵害にならないように細心の注意を払ったとのこと。

こんなところに気をつけた

・赤い服を着せない。
→原作は服を着ていない。

・ティガーは登場させない。
→1926年の原作には登場せず、2年後の「プー横丁にたった家」から登場。

予告編やポスターを見てわかるとおりプーさんもピグレットも全くの別の生き物。

ディズニーのプーさんを連想させない描き方に気をつけたことがわかります。

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ホラー映画くまのプーさんはディズニーとは無関係

この記事でわかったこと

・2022年9月現在公開日は未定。

・原作のくまのプーさんのパブリックドメインがきっかけで作られたホラー(コメディ要素も少しあり)映画。

・ディズニーのくまのプーさんとは全く関係ない。

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